TOMYAM JOURNAL

世界の片隅でしたためる個人備忘録

[映画]5月に見た映画

アベンジャーズ インフィティ・ウォー【吹替】

近所の映画館では吹替版しかやっていなかったので吹替版で見た。普段はもっぱら字幕版なのだけど吹替版を映画館で見るのは意外と嫌いじゃない。何故かってやっぱり日本語の方が楽にストーリーに集中できるからだ。以前は洋画はやっぱり字幕でしょなどとカッコつけていたけど吹替版が字幕版に劣るという考えは間違っていると今は反省している。

MCUのシリーズは半分も見ていないけど何年かに一回のお祭り映画として楽しめた。前作のアベンジャーズ2はDVDで見たけど途中で飽きて辞めてしまった。この手の映画は映画館のスクリーンで見るのが正解なのだろうと今回は映画館に足を運んだ。予想通りスマッシュブラザーズ感というか無双感はスクリーンだからこそ映えるというものだ。

それにしてもサノスの考え方にはちょっと疑問が残る。だって宇宙の人口が過密しすぎだから半分にしなきゃいけないって、説得力ないよ。もしかしたらアベンジャーズ4で実は本当の目的があったなんてことになれば話は別だがどうもそこがずっと引っかかってしまった。

しかしハリウッドきってのお祭り感は十分堪能できた。続編は来年ということだから楽しみだ。

 

マイティソー ラグナロク

ラグナロクの最後のシーンがアベンジャーズの冒頭に続くということでDVDで見直した。前二作からソーのイメージを変えたかったと、ヘムズワースが言っていたがよりおふざけ感というか冗談の数が増えていた。MCUの魅力の一つはキャラクターたちが冗談を言いながら戦いをする気楽な感じが好印象だ。

 

パターソン

ジム・ジャームッシュの新作。創作とは世に知られてこそ意味があるのか。何者でもないものが普遍的な日々を繰り返す中で詩を認めるという行為はなんのためになるのか。

詩をはじめあらゆる芸術は有名になるためのものではない。世の中の全ての人の日常のなかに詩的なことは潜んでいる。それを見つめ詩を書くという行為はそれだけで十分じゃないかとジャームッシュは言っているように感じた。

ここのところアベンジャーズなどの刺激的な映画で興奮していた中で、一服の清涼剤となった作品。

 

キングスマン ゴールデンサークル

予想していた通り続編はそこまで驚いた内容ではなかった。前作の焼き増しという感じか。

 

エル

監督 ポール・ヴァーホーベン

これは感想をまとめるまでまだ時間がかかりそうだ。とりあえず何故フランス映画に出てくる男には売れない小説家っていう設定が多いんだろう?

 

犬ヶ島

監督 ウェス・アンダーソン

グランドブダペストホテルから3年ぶりの新作。ファンタスティックMr.フォックス以来のストップモーションアニメ。今までで一番ごちゃごちゃしてて見づらかった。気の遠くなるような製作だったんだろうな。ベルリンで銀熊賞とったのは功労賞ということだろう。話云々よりもストップモーションアニメでどれだけ細かい無駄な仕草を表現できるかにこだわったようだ。寿司を握るシーンで白眉だ。人形の所作が美しかった。

 

 

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