TOMYAM JOURNAL

世界の片隅でしたためる個人備忘録

2019-01-01から1年間の記事一覧

今治風とり皮の照り焼き

作り方 照り焼きタレを醤油:みりん:砂糖 = 2:2:1の割合でこしらえる とり皮を下茹でする(注意!下茹でなしで焼くとキッチンが煙まみれになります。半日は臭いが取れません。) フライパンに軽く油を敷き、とり皮をヘラで押し付けるように炒める。 …

[書籍]「デモクラシーの宿命」、「ホモ・サピエンスの15万年」

「デモクラシーの宿命」 猪木武徳 著 民主国家と独裁国家とどちらの国で生きて行きたいかと言われればまあ民主主義の国だろう。それは個人の自由と権利が認められているからだ。ただそんな民主主義、デモクラシーも完璧ではない。本書はその欠陥の部分に焦点…

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム

アヴェンジャーズ・エンドゲーム直後、トニー・スターク(アイアンマン)がいなくなっても世界には次の脅威が襲いかかる。ピーター・パーカー(スパイダーマン)は修学旅行で好きな女の子と話がしたりごく普通のティーンエイジャーがするような生活を送りた…

[書籍]身体感覚で『論語』を読み直す

安田登 著 孔子によって書かれた人生指南書。論語。 孔子が生きた時代に存在していた文字と現在普及している漢字との乖離に注目している。例えば「惑」という漢字は孔子の時代には存在しなかった文字だ。よって現在この「惑」という漢字を使って伝えられてい…

そら豆とパルメザンチーズ

そら豆をサヤから取り出し、外皮に切れ目を入れて茹でる。電子レンジで2分程でも代替え可。 好みの硬さに茹でたら外皮を外す。 オリーブオイルをフライパンで熱しそら豆を入れ、サッと炒める。 そら豆の表面がカリッとしてきたらパルメザンチーズを振る。チ…

最近読んだ本と感想メモ 2019.5

「火花」 又吉直樹 現代のお笑い芸人の生き方をテーマにした小説。芸人というのは職業というようりも生き方であって、笑いとは何かをストイックに追求する姿はどこか退廃的だ。 火花 (文春文庫) 作者: 又吉直樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/02/1…

チャップリンとヒトラー メディアとイメージの世界大戦

大野裕之 著 「笑いは狂気に対しての安全弁となるのです。」 同時代を生きた、喜劇王と独裁者。喜劇王チャップリンが50歳位を超えて製作した『独裁者』はヒトラー率いるナチスが支配する全体主義の世界に対する批判を描いた映画だ。本書は『独裁者』ができ…

コーヒーと日本人の文化誌: 世界最高のコーヒーが生まれる場所

文化人類学者、メリー・ホワイト氏による日本文化の解説書。 日本のコーヒーとカフェ文化の変遷を紹介していて、日本社会でのカフェとコーヒーの存在を俯瞰できる一冊。 まず、コーヒーという飲み物はカフェという空間と切っても切り離せないということが紹…

2019年2月に観た映画

『ボルグ/マッケンロー』 1970年代男子テニスのレジェンド、ビョン・ボルグとジョン・マッケンローの名勝負、1980年ウィンブルドン決勝戦を焦点にした伝記映画。世間は氷の皇帝ボルグと、炎の男マッケンローを対比させているがどちらも本人たちにしかわから…

映画『パターソン』を観て思ったこと。オフビートな人生というスタイル。

ジム・ジャームッシュ監督の「パターソン」という映画があります。 パターソンという街に暮らすパターソンという名の青年の一週間を描いた物語です。いや、物語というようなものでは無いかもしれません。彼は市バスの運転手の仕事とし、奥さんと一匹の犬とと…

にんじんの煮物

所要時間:20分 畑で採れたてのにんじんをたくさんもらったので、シンプルに煮物にしました。寒い冬にはこのオレンジ色が食欲を誘います。今回の味付けは昆布の粉末だしを使い、濃くなりすぎないように気をつけました。土鍋を使って煮るとうまく煮れるような…

ゴッドファーザーのトマトソースパスタ

ゴッドファーザーはじめ、イタリアのマフィアの映画で、食卓に出てきそうなトマトソース。意外と作り方は簡単。実際に映画「ゴッドファーザー」でクレメンザという男が作り方をレクチャーしているシーンがあります。 材料 トマト缶 トマトペースト 赤ワイン …

すいません、ほぼ日の経営

聞き手 川島蓉子 語り手 糸井重里 糸井重里さんが経営する会社ほぼ日の経営についてのインタビュー。 まず本書の第一印象は、経営についてのビジネス書としてはなんかふんわりとしていて抽象的でキレがないなあというものだった。 世間で流行っている読者に…